板橋S邸
コンセプト
こちらの住宅は駅から程近い住宅にあります。設計の要望に『自然素材の使用』、『建築主の出身地である山形県産の木材の使用』、『ローコスト』という考えがありました。
敷地形状は細長く、間口が4mしかとることができないという条件のもとに設計しています。構造は『ローコスト』、『山形県産の木材の使用』という面から考えて木造としました。構造体には断面が比較的大きい集成材を用いて、構造耐力を丈夫にしています。
1階は事務所と寝室を、2階は子供部屋×3部屋と浴室、水まわりを、3階はリビングとダイニング・キッチンを、ペントハウスにはルーフデッキを設けました。外観は敷地の形状に合わせてシンプルな箱型の形状としています。
各部屋には大きな窓を設けることで、室内へ採光をたくさん取り込むことができるようにしています。こうすることで、奥行や間口が大きく取れない建物であっても、明るく広い空間へと見せることを可能にしました。
内装材には無垢材やしっくいを使用し、肌で『自然素材』を感じられる空間としています。また、リビング、ダイニング・キッチンを3階に設定することで、大きな窓を設けてもプライバシーの確保ができるように配慮しています。
できるだけコストを抑えた中で、間口が狭くても、それらを感じさせない住宅としました。
住宅エコポイントを取得した地球にやさしい住まいです。
DATA
建築場所 | 東京都板橋区 | 敷地面積 | 51.14㎡(15.46坪) |
---|---|---|---|
延べ床面積 | 107.38㎡(32.48坪) | 構造 | 木造 地上3階建 |
住宅エコポイント取得物件 |